すさまじいエネルギーを放出する雷。
雲の中で静電気が発生して移動することで、雲は帯電する。
<雷について>
雷は雷雲(積乱雲)の中で発生してできた電気です。
雲の中で上昇気流によって氷の粒がぶつかり合って静電気を発生させます。
プラスの静電気は上へ、マイナスの静電気は下の方へ移動します。
氷の粒はぶつかり続けることで雲全体が帯電し、雲の中にためきれなくなると、地面に向かって放出されます。
これが落雷です。
雷は電気を通しにくい空気中を無理やり通るため、少しでも電気が流れやすい場所を選んで進みます。
そのため、ジグザグした形状で雷は落ちます。
参考文献:
『身近にあふれる「気象・天気」が3時間でわかる本』 金子 大輔 (著) 明日香出版社
『日常の「?(ナゼ)」をぜんぶ科学で解き明かす本』 川村 康文 (監修) 三才ブックス