白い花をつけた枝が積もった雪を思わせるユキヤナギ。
サクラとの下で咲き乱れる様子も優美。
<ユキヤナギ(雪柳)について>
柳のような弓状の枝垂れた細枝に白い小花を咲かせるユキヤナギ。
サクラの時期に咲く、早春の花木です。
名前にヤナギとつくものの、バラ科シモツケ属に分類されます。
原産地は中国で観賞用に日本に渡来したとする説と、もともと西日本に自生していたとする説があります。
西日本では、渓流沿いの岩場などで野生で生えている光景が多く見られます。
あまり注目はされないですが、秋の葉の色づきも綺麗です。
小さな葉は、黄色や橙色、時には赤色に紅葉します。
<ユキヤナギ(雪柳)の基本情報>
別名 | コゴメバナ(小米花)、コゴメヤナギ |
学名 | Spiraea thunbergii |
英名 | Thunbery spirea |
分類 | バラ科シモツケ属 |
開花時期 | 3月~4月 |
花言葉 | 「愛嬌」「静かな想い」 |
参考文献:
『ガーデニング植物誌』 大場 秀章 (著) 八坂書房