太陽は約46億年前に銀河系で起こった超新星爆発をきっかけに誕生。
内部で起こる核融合反応によって光り輝く。
<太陽について>
およそ46億年前、銀河系で起こった超新星爆発をきっかけに、太陽は誕生しました。
宇宙空間に存在するガスや塵が集まったものを星間雲とよびます。
こういう星間雲の中でガスや塵が密集したものが初期の太陽の姿でした。
この大きな集合体は引力によって次第に収縮していきます。
このときガスは回転しているため、徐々に円盤のようになっていきます。
やがて中心部に円盤の物質が供給されることで成長します。
収縮が進んで、この原始太陽の中心が約1000万℃以上になると、水素をヘリウムに変換する核融合反応が始まります。
この核融合には、膨大なエネルギーがあります。
このエネルギーによって、原始太陽は自ら輝く太陽へと変わりました。
参考文献:
『世界でいちばん素敵な宇宙の教室』 多摩六都科学館 (監修) 三才ブックス
『あなたの知らない宇宙138億年の謎』 縣秀彦 (監修) 洋泉社
参考サイト:
国立科学博物館 宇宙の質問箱(https://www.kahaku.go.jp/exhibitions/vm/resource/tenmon/space/solsys/solsys01.html)