雪は天から送られた手紙。
神秘的で美しいアートの雪の結晶。
<雪の結晶について>
ごく小さな雪の結晶。複雑で美しいその形は神秘的です。
雪の結晶は雲の中の小さなちりをしんにして、空気中の水蒸気が集まって生成されます。
雪の結晶が六角形になるのは、水の性質が原因です。
水の分子の配列が六角形で、この六角形の頂点に水蒸気が凍りつき、6本の枝を伸ばしていきます。
水蒸気を集めながら大きく重くなったた雪の結晶は、地上に向かって落ちます。
通り抜ける雲の湿度や気温によって、結晶の形が変わることがあります。
世界で初めて人工的に雪の結晶をつくった中谷宇吉郎(1900年~1962年)は、「雪は天から送られた手紙である」とという言葉を残しています。
参考文献:
『雪の結晶ノート』 マーク カッシーノ (著) あすなろ書房
『身近にあふれる「気象・天気」が3時間でわかる本』 金子 大輔 (著) 明日香出版社