流れ星は「星」が動いたものではなく、「星」とは別物。
流れ星の正体は宇宙に漂うチリ粒。
<流れ星について>
流れ星は、宇宙に漂うチリ粒です。
地球の大気飛び込み、大気との摩擦で光り輝きます。
特に明るい流星は、光球(かきゅう)といいます。
チリ粒は、数ミリメートル程度の大きさで、平均速度は秒速50キロメートルくらいの猛スピードです。
上空約100キロメートルあたりの位置で、飛行機よりは高く、人工衛星より低い高さで起こります。
流れ星は普段、1時間に4から5個くらいは流れています。
流れ星を見られる時刻と場所を予測するのは難しいものの、流星群の時期は、流れ星を見る絶好の機会となります。
流星群は、氷の天体である彗星から放出されたチリ粒です。
主な流星群
・しぶんぎ座流星群(1月2日~5日頃)
・ペルセウス座流星群(8月12日~13日頃)
・オリオン座流星群(10月20日~22日頃)
・しし座流星群(11月18日~19日頃)
・ふたご座流星群(12月13日~14日頃)
流れ星に願い事を3回唱えると叶うという言い伝えがありますが、流星群の時期は願いを唱えられる確率も上がるかもしれません。
参考文献:
『今夜、流れ星を見るために』 星空さんぽ編集部 (編集) 誠文堂新光社
『星空がもっと好きになる』 駒井 仁南子 (著) 誠文堂新光社
『宙(そら)の名前』 林 完次 角川書店