8月10日は「道の日」。
自然発生した道から発展していった道。
<道路について>
いたるところにあり、人や物資の移動には欠かせない道路。
8月10日は「道の日」です。
1920年(大正9年)8月10日に日本最初の道路整備の長期計画が実施されたことなどから、1986年(昭和61年)に制定されました。
おそらく、道は人類が誕生する前からあったと想像されます。
野生の動物たちが通った「けもの道」です。
動物が草木を踏み分けて作られたけもの道は、やがて人間も利用するようになり、何度も通るうちに地面が踏み固められ、何人もの人が往来するうちに道幅が広くなっていったと考えられます。
日本の最古の道だといわれている古道があります。
奈良盆地の東部を南北に通る「山の辺の道」です。
日本最古の歴史書の『古事記』や『日本書紀』にも記述があります。
古墳時代にあたる4世紀には、すでに大和国の南北を結ぶ重要な道として利用されていました。
参考文献:
『日本の道路がわかる事典』 浅井 建爾 (著) 日本実業出版社
『眠れないほど面白い「道路」の不思議』 博学面白倶楽部 (著) 三笠書房
参考サイト;
国土交通省 道路についての定義・用語(https://www.mlit.go.jp/road/soudan/soudan_01b_01.html)