6月は梅雨前線が日本列島に停滞する長雨の季節。
昼間が長くても日照時間が短いことが多い。
<梅雨について>
太陽が北半球を強く照らし、大陸の地面が急速に暖まります。
それに接する大気も暖まり、軽くなって上空に上ります。
そこに南側から高温多湿の小笠原気団が流れ込もうとします。
さらに北側からはオホーツク海気団による冷たく湿った気流が吹き込みます。
2つの気団がぶつかり合うことで積乱雲が発生します。
両方の気団が同じくらいの勢力で拮抗することで、前線は停滞します。
これが梅雨前線です。
梅雨前線は長雨をもたらし、日照時間が極端に少なくなります。
参考文献:
『季節の366日話題事典』 倉嶋 厚 (著) 東京堂出版
『ゼロから理解する水の基本』 千賀 裕太郎 (監修) 誠文堂新光社
参考サイト:
ジャパンナレッジ 季節のことば(https://japanknowledge.com/articles/kkotoba/03.html)