1990年代にデザインが変わった横断歩道。
「目」の字型から横線の縞模様に。
<横断歩道について>
以前の日本の横断歩道は、「目」の字のようなハシゴ型のデザインでした。
1990年代に両端の縦線がなくなり、縞模様の横線だけになりました。
横断歩道の縦線が消えた理由は、水はけをよくするためです。
縦の線があると、そのペイントによって雨天時に水が溜まりがちです。
すると車がその水によってスリップを起こしたり、通行人が滑りやすくなります。
そうした危険を防ぐために、横断歩道は現在のデザインに変更されました。
参考文献:
『このデザインには理由がある』 社会情報リサーチ班 (編集) 河出書房新社