自然の中に身を置くことの幸福感。
人類は圧倒的に自然の中で暮らしてきた時間の方が長い。
<自然について>
自然の中にいると幸福度が上がる、という研究結果が出てきています。
人類が誕生してから長い間、人々は自然の中で生活をしていました。
人工的な環境での暮らしは、長い人類の歴史の中でほんのわずかな時間です。
自然に身を置くと、元々自分が暮らしていた場所に戻ったように感じ、自然とつながろうとする本能的欲求が満たされます。
森林浴だけでなく、部屋の中に観葉植物や花を飾るだけでも、香りや視覚効果によって副交感神経の活動が高まり、リラックス効果が得られます。
オフィスでも、観葉植物を配置するとストレス軽減に役立ちます。
観葉植物が難しい場合は、パソコンの横に、小さな鉢の植物や一輪の花を飾るくらいでも癒し効果を実感することができます。
また、壁紙やカーテンなどに緑色を取り入れても効果的です。
参考文献:
『長生きの統計学』 川田浩志 (著) 文響社
『自然にふれて取りもどす人間の基本』 スノーピーク (監修) マガジンハウス
『使える!色彩学』 ビジネスカラー研究会 (著) 洋泉社