秋が深まりとともに、舞い落ちていく落ち葉。
やがて土に還り、次世代への大切な栄養として生まれ変わる。
<落ち葉について>
秋が深まるにつれて木の枝から離れ、舞い落ちる落ち葉。
秋に落葉して冬越しする樹木は、落葉樹と言います。
落葉樹は、気温が下がると葉の栄養分は樹木本体に移動します。
その後、葉の付け根部分に離層という水分や栄養分を通さない細胞壁が形成されます。
この離層の部分で、葉は枝から離れます。
落ち葉は土に積もり、腐葉土となります。
そして、様々な植物の栄養として循環していきます。
参考文献:
『植物のあっぱれな生き方』 田中 修 (著) 幻冬舎
『「植物」という不思議な生き方』 蓮実 香佑 (著) PHPエディターズグループ