何度も衝突を繰り返して誕生した地球。
最初は非常に高温のマグマの塊だった。
<地球について>
およそ46億年前、銀河系の一角で超新星爆発が起きました。
超新星爆発は、星の最後に起こる大爆発のことです。
この爆発をきっかけに、太陽は誕生しました。
この爆発で散らばったガスやチリは、太陽を中心に円盤状に回り始めます。
ガスやチリは衝突し合い、やがて微惑星という小さな惑星が生まれました。
これらの惑星は衝突と合体を繰り返すことで巨大化し、
現在の水星、金星、地球、火星へと成長しました。
天体衝突を繰り返した地球は、その衝突エネルギーでマグマの塊となりました。
この惑星表面が溶けた状態を、マグマ・オーシャンと呼びます。
1000℃以上になった地球の表面温度は、衝突の頻度が減ることで冷えていきます。
参考文献:
『あなたの知らない宇宙138億年の謎』 縣秀彦 (監修) 洋泉社