「大寒」は1月20日~2月3日頃を指す二十四節気。
一年の中で最も寒く、厚い布団にくるまる時期。
<大寒(だいかん)について>
二十四節気の最後にあたる大寒。
大寒は太陽暦で1月20日頃で、一年の中で最も寒い時期です。
大寒から15日間は暦の上では、寒の後半となります。
小寒から大寒に変わることを「寒変わり」といいます。
昔は正月準備で忙しくなる時期でした。
寒さが厳しいこの時期に咲かせる花は、スイセンやフクジュソウなどがあります。
スイセンは仙人の様子をたとえた「水仙」を音読みした名前です。
1~2月頃に茎を伸ばして数個の花を横向きにつけます。
ニホンズイセンは古くから日本で親しまれてきた花です。
地中海からシルクロードを経て、平安時代に中国から渡来しました。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所
『四季の花便利帳』 山田 幸子 (監修) 主婦の友社
『日本大百科全書』 小学館