「立冬」は11月7日~11月21日頃を指す二十四節気。
冬に入り、どんどん厚着が必要になっていく季節。
<立冬(りっとう)について>
「立冬」は現在の暦の11月7日頃にあたる、二十四節気の一つです。
立冬から立春の前日までは、暦上では冬となります。
立冬の日の朝を強調していう「今朝の冬」という言葉があります。
立冬の頃は、木枯らし一号が吹く季節です。
まだ枝に残る紅葉する葉を、木枯らしが散らします。
木枯らしは太平洋側から吹く冷たい風のことです。
木の葉を落として枯らしてしまうほどの風という意味です。
気象庁では、10月半ばから11月末の間に初めて吹く秒速8メートル以上の北寄りの風を木枯らし一号として発表しています。
この頃に降る雨は、「時雨(しぐれ)」と呼ばれます。
降ったりやんだりするにわか雨をいい、冬の季語です。
参考文献:
『日本大百科全書』 小学館
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所
『ビジュアル大和言葉辞典』 大和心研究会 (著) 大和書房