「立春」は2月4日~2月18日頃。
暦の上では春と言われても、まだまだ寒い時期。
<「立春」について>
立春(りっしゅん)は季節の変わり目である「節分」の翌日で、新暦の2月4日頃です。
暦の上では春の始まりの日ですが、実際には1年で最も寒い時期だとも言われています。
小寒、大寒と1年で最も寒い時期が過ぎ、立春を境に寒さが緩み、春の気配が徐々に濃くなります。
旧暦では、立春の前後に元旦を迎えます。
年賀状に「迎春」「初春」と書かれることがあるのは、その名残です。
中国などでは、現在もこの時期を旧正月として盛大に祝福します。
立春の日に「立春大吉」と書かれたお札を見ることがあります。
立春大吉とは、文字の形状が左右対称で縁起が良く、一年の厄除けを意味する言葉です。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『絵でつづる やさしい暮らし歳時記 暦でみる日本のしきたりと年中行事』 新谷 尚紀 (監修) 日本文芸社