夏の到来、海開き。
海水浴場は神奈川県の大磯から始まった。
<海開きについて>
海水浴を一般の人々に開放する日です。
日にちは地域によって異なりますが、関東近辺では7月1日頃が多いようです。
日本の海水浴場の明確な発祥の地は、神奈川県の大磯です。
1885年(明治18)に、蘭方医の松本順(良順)が大磯町照ヶ崎海岸を理想の海水浴場として推薦し、大磯海水浴場を開設しました。
松本順は、徳川家茂・慶喜の侍医として知られています。
海水浴という用語は外国語からの訳で、初めて松本順が使用したといわれています。
海水浴は、もともと海水療法という健康促進が目的で始まりました。
参考文献:
『絵でつづる やさしい暮らし歳時記 暦でみる日本のしきたりと年中行事』 新谷 尚紀 (監修) 日本文芸社
『日本大百科全書』 小学館
参考サイト:
海水浴(https://japanknowledge.com/introduction/keyword.html?i=216)