「白露」は9月8日~9月22日頃を指す二十四節気。
夏から秋に季節が交替した目印。
<白露(はくろ)について>
二十四節気の一つの白露(はくろ)。
旧暦では8月上旬頃、新暦では9月8日頃です。
処暑の15日後で、秋分の15日前にあたります。
白露とは、露が白く光って見えるという意味です。
このような現象が見られるのは、秋の陰気が夏の陽気に交わる時とされました。
『万葉集』の秋の雑歌には、ハギの白露を詠んだ歌が多く収録されています。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『絵でつづる やさしい暮らし歳時記 暦でみる日本のしきたりと年中行事』 新谷 尚紀 (監修) 日本文芸社
『日本大百科全書』 小学館