2月14日頃からは「魚上氷」
割れた氷の間から魚が飛び出す季節。
<魚上氷(うおこおりをいずる)について>
「魚上氷」とは2月14日~2月18日頃、七十二候の一つです。
立春の末候にあたります。
気温の上昇とともに、水中の魚たちが割れた氷の間から飛び出す様子を表します。
この時期によく見られる氷は、「薄氷(うすらい)」と呼ばれます。
春先に薄く張る氷や、薄く解け残った氷のことです。
また、冬の間に凍るように冷たかった水が徐々に温かさを増してくることを「水温む(みずぬるむ)」といいます。
「薄氷」と「「水温む」は、どちらも春の季語です。
参考文献:
『日本の365日 季節の道しるべ』 日本気象協会 (著) マガジンハウス
『精選版 日本国語大辞典』 小学館