11月12日頃からは「地始凍」。
大地が凍り始める季節。
<地始凍(ちはじめてこおる)について>
「地始凍」とは11月12日~11月16日頃、七十二候の一つです。
立冬の次候にあたります。
「大地が凍り始める」という意味です。
夜の冷え込みが増して、霜が降ったり、氷が張ったりするようになります。
霜柱は地中の水分が凍ってできる氷柱の集まりです。
地表面の温度が0℃以下の時にできます。
空気中の水蒸気が昇華してできる霜とは発生の仕方が異なります。
昔は、霜も雪と同じように空から降ると考えられていたといわれます。
そのため、霜を「降る」と表現します。
参考文献:
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所
『日本大百科全書』 小学館