10月23日頃からは「霜始降」。
霜が降り始める季節。
<霜始降(しもはじめてふる)について>
「霜始降」とは10月23日~10月27日頃、七十二候の一つです。
霜降の初候にあたります。
霜が降り始めることを意味します。
朝晩の冷え込むようになり、北の地域から少しずつ初霜が降り始める頃です。
霜は地面や葉の表面に付着する氷の結晶です。
放射冷却によって冷え、空気中の水蒸気が昇華してできます。
霜の異称は「青女(せいじょ)」です。
霜や雪を降らす女神をいい、やがて霜自体を指すようになりました。
参考文献:
『日本の365日を愛おしむ ―毎日が輝く生活暦―』 本間 美加子 (著) 東邦出版
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所
『日本大百科全書』 小学館