9月18日頃からは「玄鳥去」。
ツバメが南へ去っていく、寂しさ漂う季節。
<玄鳥去(つばめさる)について>
「玄鳥去」とは9月18日~9月22日頃、七十二候の一つです。
白露の末候にあたります。
「ツバメが南方へ去っていく」という意味です。
春に日本へ渡ってきたツバメが、海を越えて南の国に戻ります。
目的地の東南アジアの地域までは約4千キロです。
中には日本で越冬するツバメもいますが、多くは9月に帰っていきます。
「燕帰る」という秋の季語もあります。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA
『日本の365日を愛おしむ ―毎日が輝く生活暦―』 本間 美加子 (著) 東邦出版
『日本の365日 季節の道しるべ』 日本気象協会 (著) マガジンハウス
『日本大百科全書』 小学館
『大辞泉』 小学館
『精選版 日本国語大辞典』 小学館