8月2日頃からは「大雨時行」。
青空に入道雲が湧き上がり、時には大雨が降る季節。
<大雨時行(たいうときどきにふる)について>
「大雨時行」とは8月2日~8月7日頃、七十二候の一つです。
夏の最期の候で、大暑の末候にあたります。
「大雨時行」は「時々大雨が降る」という意味です。
この時期は、雷を伴う激しい夕立に見舞われることがあります。
夕立には「夕立は馬の背を分ける」ということわざがあります。
馬の背中の半分は雨が降っているのに、もう半分は濡れてもいないという意味です。
これは、夕立が局地的に降ることをたとえています。
参考文献:
『日本美人の七十二候』 山下景子 (著) PHP研究所
『日本の365日を愛おしむ ―毎日が輝く生活暦―』 本間 美加子 (著) 東邦出版