1月20日頃からは「款冬華」
フキノトウがつぼみを出す季節。
<款冬華(ふきのはなさく)について>
「款冬華」とは1月20日~1月24日頃、七十二候の一つです。
大寒の初候にあたります。
「フキノトウがつぼみを出す」という意味です。
「款冬」は「冬の氷を破る」、「款冬花」はフキノトウを意味します。
春を告げる山菜として親しまれているフキノトウ。
雪の中から顔をのぞかせる姿が近づく春を感じさせます。
日本最古の野菜の一つで、栽培もされています。
栄養成分としてはビタミンやカリウム、カルシウムなどを含み、食物繊維も豊富です。
独特な香りとほろ苦さは、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸によります。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA
『食の医学館』 小学館