7月12日頃からは「蓮始開」。
ハスが大輪の花を咲かせ始める季節。
<蓮始開(はすはじめてひらく)について>
「蓮始開」とは7月12日~7月16日頃、七十二候の一つです。
小暑の次候にあたります。
「ハスの花が咲き始める」という意味です。
ハスは「蓮は泥より出でて泥に染まらず 」という言葉の通り、水底では泥に根を張りながら、水面上では美しく優美な大輪の花を咲かせます。
その様子から、仏教ではハスを神聖な花としてきました。
ハスは日本でも古くから見られる植物でした。
大賀(おおが)ハスは、千葉市花見川区検見川で種子が発見され、2000年の時を経て、花を咲かせました。
このハスは古代ハスとも呼ばれています。
参考文献:
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA
『日本大百科全書』 小学館