1月15日頃からは「雉始?」
キジが鳴き始める季節。
<雉始雊(きじはじめてなく)について>
「雉始雊」とは1月15日~1月19日頃、七十二候の一つです。
小寒の末候にあたります。
「キジが鳴き始める」という意味です。
キジのオスはメスへの求愛で「ケーンケーン」と甲高い声で鳴いて、縄張りを主張します、
甲高い鳴き声の後に「ホロホロ」と羽根を鳴らします。
この鳴き声は、愛想がない人のことを表す「けんもほろろ」の語源とされています。
キジは日本の国鳥であり、北海道を除く各地に生息します。
メスは全身が薄茶色で目立たない姿ですが、オスは銅は緑や紫色で、頭部は青緑色や赤色と華やかで目立ちます。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA