1月10日頃からは「水泉動」
泉の水が動き始め、わずかに春の気配が感じられる季節。
<水泉動(しみずあたたかをふくむ)について>
「水泉動」とは1月10日~1月14日頃、七十二候の一つです。
小寒の次候にあたります。
「水泉」とは、湧き出る泉のことです。
地中で凍った水が融けて動き始める様子を表しています。
地上は一年で最も寒さの厳しい時期を迎える中でも、地中では少しずつ春へ進みつつあり、かすかな春への足音を感じさせます。
参考文献:
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA
『日本の365日 季節の道しるべ』 日本気象協会 (著) マガジンハウス