4月5日頃からは「玄鳥至」
ツバメが海を渡って、南からやって来る季節。
<玄鳥至(つばめきたる)について>
「玄鳥至」とは4月5日~4月9日頃、七十二候の一つです。
清明の初候にあたります。
「ツバメが南からやって来る」という意味です。
渡り鳥であるツバメは、暖かい東南アジアで冬を過ごし、数千キロの距離を飛んで日本へやって来ます。
人家の軒下などに泥を固めて巣をつくります。
あえて人のいる場所に巣をつくり、外敵から雛を守ります。
「ツバメが巣をかける家には幸せが訪れる」という言い伝えもあります。
参考文献:
『暮らしをもっと豊かにする七十二候の楽しみ』 小泉 さよ (イラスト) 世界文化社
『日本の七十二候を楽しむ』 白井 明大 (著) KADOKAWA