2月24日頃からは「霞始靆」
春の空にたなびく霞にも美しさがある。
<霞始靆(かすみはじめてたなびく)について>
「霞始靆」とは2月24日~2月28日頃、七十二候の一つです。
雨水の次候にあたります。
「霞がたなびき始める」という意味です。
大気中に水分やチリが増えることで、遠方の景色がぼんやりと見える自然現象を表しています。
気象用語としては「霧」です。
日本人は春は「霞」、秋は「霧」と、季節によって呼び分けてきました。
参考文献:
『日本の365日を愛おしむ ―毎日が輝く生活暦―』 本間 美加子 (著) 東邦出版