苦労と努力から誕生した真珠の輝き。
世界で初めて養殖真珠の誕生したのは伊勢志摩。
<真珠について>
養殖真珠が最初に作られたのは、1893年です。
三重県の志摩に住む御木本幸吉が独学で生み出しました。
もともと天然真珠の売買をしていた御木本は、真珠養殖は可能だと聞き、養殖事業を開始。
それから5年後に、5粒の半円形の真珠の養殖に成功しました。
御木本はさらに研究を続け、1905年には天然と変わらない真円真珠の養殖に成功し、明治天皇にも献上しました。
その後、海外にも養殖真珠を紹介・販売。
真珠王と呼ばれるまでになりました。
参考文献:
『「もののはじまり」雑学大全』 なるほど倶楽部 (著) 大和書房