日本も入っている、ワインの新世界。
旧世界は紀元前の時代からワインを作ってきた国々。
<ワインについて>
最も古いワインに関する記述は、紀元前2000年頃の『ギルガメシュ叙事詩』と言われています。
現在ワインの生産量が多いのは、フランスやドイツなどのヨーロッパ諸国ですが、紀元前600年頃にギリシャ人がフランスのマルセイユ地方に移り住み、ワイン造りを伝えました。
中世の時代、キリスト教の布教とともにワインは発展します。
主に貴族や教会がブドウを栽培し、ワインを生産しました。
近代はヨーロッパの人々の植民活動によって、ワイン生産が世界各国に広がりました。
ワインの産地には大きく分けて、旧世界と新世界の2つがあります。
旧世界はヨーロッパの国々のように、紀元前の時代からワインを作ってきた国々です。
新世界は、旧世界であるヨーロッパからの移民によってワインが根付いたワイン新興国です。
アメリカ、チリ、オーストラリアなどが該当します。
近年ワインの生産が増加した日本も、この新世界に入ります。
参考文献:
『図解 いちばんわかりやすいワインの基本』 Tamy (著) 三才ブックス
参考サイト:
サントリー ワインの基礎知識(https://www.suntory.co.jp/wine/series/knowledge/about.html)