クルミはそのまま食べられる手軽なナッツ。
栄養価が高く、間食にも最適な食べ物。
<クルミ(胡桃)について>
クルミの別名はウォールナッツです。
原産地は古代ペルシャで、紀元前7000前から人類が食用とし始めたと言われています。
1770年頃にクルミはアメリカに渡り、カリフォルニアで1000本の苗木から栽培が始まりました。
現在は木の栽培数は850万本になり、世界需要の3分の2を占めています。
クルミは「植物性の卵」と呼ばれるほど、タンパク質が豊富です。
また、オメガ3脂肪酸のα-リノレン酸の含有量がとても多いナッツとしても知られています。
オメガ3系脂肪酸は、健康維持に欠かせない必須脂肪酸の一種です。
α-リノレン酸を摂取するで、生活習慣病の予防や血管年齢を若返らせるは効果が期待できます。
その他、クルミには良質な睡眠効果や、精神を安定させる効果があるメラトニンの生成を助けるトリプトファン、亜鉛、マグネシウムなども多く含まれています。
参考文献:
『スーパーフードの教科書』 生活の木 (著), 小林 理恵(東京家政大学) (著) マイナビ出版
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』 白鳥 早奈英 (著, 監修, 板木 利隆 (監修) 高橋書店