カッターナイフは日本生まれの文房具。
意外なものから発想され、世界に広がった。
<カッターナイフについて>
カッターは日本生まれの文房具です。
カッターの正式名称は「折る刃式カッターナイフ」といいます。
大阪の岡田商会(現・オルファ)の創業者、岡田良男が1956年(昭和31年)に開発しました。
岡田は印刷会社に勤めていたときに、紙を切る際のカミソリの刃をすぐに捨てていたことをもったいなく感じていました。
そんな時に靴職人がガラスの破片を切れ味が鈍ると割って使う様子を見て、進駐軍が子供に配っていた板チョコを思い出しました。
板チョコを折っていくような刃を思いつき、後に実用新案を取得しました。
製品のブランド名は「刃を折る」から「オルファ」となりました。
参考文献:
『あなたに教えたい!5分でわかる44の文房具トリビア 』 セブンデイズウォー (著) ほるぷ出版
『ときめく文房具図鑑 』 山﨑真由子 (著) 山と渓谷社
参考サイト:
オルファ 折る刃式カッターナイフの誕生秘話
(https://www.olfa.co.jp/birth_of_olfa_cutter/index.html)