栄養成分が豊富で健康維持に役立つトマト。
最初は観葉植物で、敬遠される存在だった。
<トマトについて>
トマトの原産地は南米大陸です。
コロンブスが新大陸を発見した後、ヨーロッパに伝わりました。
当初は観賞植物として育てられたようです。
トマトが日本に入ってきたのは、17世紀でした。
最初は有毒だと恐れられて、やはり最初は観賞用として扱われました。
明治時代に欧米から導入された品種は、「赤なす」と呼ばれました。
トマト独特の匂いがきつかったため、日本人には匂いがなじめず、一般に野菜として普及するには時間がかかりました。
参考文献:
『おいしい野菜教室 』 日本ベジタブル&フルーツマイスター協会 (著) エイ出版社
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社