東日本と西日本で栽培の仕方が違うネギ。
分類も栄養に違いも。
<ネギ(葱)について>
ネギ(葱)は中国が原産で、紀元前から栽培されていました。
日本には奈良時代に渡来し、薬用植物として利用されてきました。
『日本書紀』にもネギに関する記載があります。
東日本では盛り土をして日に当てないようにして栽培する「根深ネギ(長ネギ)」、関西以西では日に当てて育てる「葉ネギ(青ネギ)」が主流です。
前者は淡色野菜、後者は緑黄色野菜と分類され、栄養的にも異なります。
参考文献:
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社
『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』 講談社 (編集) 講談社