「ボールはともだち」のサッカーボール。
白黒の球体はアルキメデスが考え出した多面体が基本形。
<サッカーボールについて>
サッカーボールで今でも多く親しまれているのは、白と黒のデザインです。
五角形と六角形を32枚貼り合わせて球体をつくっています。
このボールは、古代ギリシャの科学者であるアルキメデスが発見した「アルキメデスの多面体」を参考に、日本のモルテン社がつくり出しました。
白と黒の色になった理由は、見えさすさがあるようです。
当時は白黒テレビからカラーテレビに転換する時期で、どのテレビ画面でもボールが見えやすいように、コントラストがはっきりする白黒のデザインが採用されたという説があります。
参考文献:
『このデザインには理由がある』 社会情報リサーチ班 (編集) 河出書房新社