将棋盤にクチナシのデザイン。
つい将棋の対局への口出ししたくなるから?
<将棋盤について>
将棋盤の脚の多くは、クチナシの実をかたどった形状です。
クチナシが「口無し」に通じ、対局中に第三者が口出ししないための戒めとされています。
将棋盤の脚の形は八角形ですが、実際のクチナシの実は六角形です。
「末広がりの八」の縁起を担いだものだとされます。
また、将棋盤の裏側中央部には凹みがあります。
対局中に横から口出しした者の首をはねて、首をそこにのせるためだったという言い伝えがあります。
参考文献:
『このデザインには理由がある』 社会情報リサーチ班 (編集) 河出書房新社