日本人の生活には切っても切れない存在のコメ。
弥生時代以降、日本人はコメを主食としてきた。
<コメ(米)について>
日本人は弥生時代以降、ほぼコメを主食としてきました。
「米」は、もともと全ての穀物の粒を意味していて、アワ、ヒエやキビも「米」と言っていました。
稲から収穫されるコメは、含有するアミロペクチンの量によって、ジャポニカ種とインディカ種の2種類に分けられます。
日本では粘り気の多いジャポニカ種が主流です。
コメはデンプンの性質によって、うるち米ともち米に分類されます。
更にうるち米は精米方法によって、玄米、胚芽米、精白米に分けられます。
現在、日本では各地で風土に合った品種が開発され、続々と新品種が登場しています。
米粉としての用途も広がり、小麦の代わりに米粉を使用したパンも人気です。
参考文献:
『日本人の「食」、その知恵としきたり』 永山 久夫 (監修) 海竜社
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社