辛いもの好きには欠かせないトウガラシ。
コロンブスがスペインに持ち帰ってヨーロッパに普及した食べ物の一つ。
<トウガラシ(唐辛子)について>
世界中で最も消費されるスパイスのトウガラシ(唐辛子)。
トウガラシの原産地は熱帯アメリカ地域で、メキシコが栽培起源の地と考えられています。
ヨーロッパへ普及したのは、1493年にコロンブスがスペインに持ち帰ったことがきっかけです。
日本へは、1592年、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に種が入ってきたという説や、1542年にポルトガル人がタバコと共に伝えたという説があります。
独特の辛味の成分のカプサイシンには、消化吸収を助けたり、血行を良くして体を温めるたりする効果があります。
体脂肪を分解する働きもあり、ダイエット効果が注目されています。
参考文献:
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』 白鳥 早奈英 (著, 監修, 板木 利隆 (監修) 高橋書店
『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』 講談社 (編集) 講談社