サヤエンドウもグリーンピースも豆苗も、エンドウの種類。
サヤエンドウは未熟なエンドウを早採りし、さやごと食べる緑黄色野菜。
<サヤエンドウ(莢豌豆)について>
サヤエンドウ(莢豌豆)は未熟なエンドウを早採りし、さやごと食べる豆を言います。
未熟なエンドウの豆がグリーンピースです。
豆苗はエンドウの若芽で、スプラウトの一種です。
サヤエンドウは7~8世紀頃に中国から渡来したと言われていますが、食用されるようになったのは江戸時代に入ってからです。
明治時代に欧米から様々な品種が入るようになり、日本各地で栽培されるようになりました。
グリーンピースよりもタンパク質、糖質、食物繊維は少ないものの、カロテンやビタミンCが豊富で、緑黄色野菜に分類されています。
アミノ酸の一種でうまみ成分であるグルタミン酸を多く含み、うまみや甘味を感じられます。
参考文献:
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社
『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』 講談社 (編集) 講談社