デジタル時代でも手書きの良さも。
プライベートにもビジネスにも利用価値が高い手帳。
<手帳(スケジュール帳)について>
デジタル全盛期となった現在でも、手帳は多くの人に使われる文房具です。
世界で初めて手帳を販売したのは、イギリスのレッツ社で1812年のことでした。
商品の在庫や帳簿の記録帳の必要性から、手帳(ダイアリー)が作られました。
カレンダーに加えて日記の機能があり、休日の日曜日以外の月曜日から土曜日の記入欄がありました。
これが現在の手帳の原型となっています。
日本では1879年に大蔵省印刷局が「懐中日記」を発行しました。
「手帳」というもともとの意味は「手に収まるような小型の記録本」です。
この日本初の手帳も、ポケットに入るくらいの小さめのサイズでした。
参考文献:
『ときめく文房具図鑑 』 山﨑真由子 (著) 山と渓谷社