家庭の常備野菜の一つ、タマネギ。
タマネギを切ると涙が出るのはアリシンという成分による。
<タマネギ(玉葱)について>
タマネギ(玉葱)は江戸時代に渡来したとする説や明治時代初期とする説があります。
明治時代に関西地域でコレラが流行した時に、コレラに効き目があるという噂が広がったことで、普及しました。
タマネギを切ると涙が出る時があります。
この原因はアリシンという成分で、もともとは食べようとする動物から身を守るためのものです。
アリシンは動脈硬化や脳血栓の予防に効果があります。
揮発性のため、切る前に冷やすと涙を出す作用は薄くなります。
参考文献:
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社
『身近な野菜の奇妙な話』 森 昭彦 (著) SBクリエイティブ