一番なじみ深いお団子、みたらし団子。
世界遺産の下鴨神社がその発祥の地として知られる。
<みたらし団子について>
みたらし団子は、串に刺して焼いた団子にみたらしあんをかけた団子です。
「御手洗(みたらし)団」子の「御手洗」とは、神社の入口にある手水舎のことです。
京都の下鴨神社が行う御手洗祭で、境内で団子を売る店があり、やがて名物になった団子が「御手洗団子」と呼ばれるようになったといいます。
後醍醐天皇が御手洗川で水をすくうと、泡が4つ浮き上がってきたということから、その泡にちなんで、1番先に大きめの団子を刺し、少し間を開けて4つの団子を刺したとする伝承があります。
参考文献:
『つい誰かに話したくなる 日本の教養・雑学大全』 なるほど倶楽部 (著) 三笠書房