目のつけどころがシャープ、シャープペンシル。
シャープペンシルの発明者は日本を代表する企業の創業者。
<シャープペンシルについて>
シャープペンシルは1830年代ににアメリカのキーランが「エバーシャープ」の名前でで製作し、販売したのが最初です。
日本製のシャープペンシルが生まれたのは大正時代初期です。
早川金属工業(現・シャープ)の創始者である早川徳次が「早川式繰出鉛筆」を開発しました。
翌年に芯を細く改良した「エバー・レディー・シャープペンシル」を販売しました。
この商品がきっかけでシャープペンシルと呼ばれるようになりました。
このシャープペンシルの成功によって早川金属工業は成長しますが、1923年(大正12年)に関東大震災で工場を消失してしまいます。
これを機に家電メーカーに転身し、シャープペンシルの特許も借金の返済のために売却しました。
「シャープ」と社名を変更したのは、1970年(昭和45年)です。
参考文献:
『あなたに教えたい!5分でわかる44の文房具トリビア 』 セブンデイズウォー (著) ほるぷ出版