知らない場所の道しるべの地図。
情報の可視化や災害時の活用など、用途はいろいろ。
<地図について>
世界地図が初めて作成されたのは2世紀頃です。
古代ローマの天文学者で地理学者のプトレマイオスが世界地図を完成させました。
プトレマイオスは球面としての地球を理解していて、地図も球体状に描き、緯度や経度も取り入れました。
近代日本での地図作成では、伊能忠敬が有名です。
幕命を受けて、1800年から17年間の年月をかけて全国の測量を行いました。
歩行教理は4万kmを超え、ほぼ地球一周分です。
年齢は55歳を過ぎてからのことでした。
伊能忠敬は地図が完成する前に亡くなりましたが、その3年後の1821年に、跡を引き継いだ弟子たちによって『大日本沿海輿地全図』が完成しました。
参考文献:
『知って びっくり! もののはじまり物語』 汐見 稔幸 (監修) 学研マーケティング
参考サイト:
一般社団法人東京都測量設計業協会 連載 伊能忠敬
(https://www.sokuryo.or.jp/inou)