インテリアは、季節や目的によって色を使い分け。
色によってガラリと部屋の雰囲気が変わる。
<インテリアについて>
生活空間の色は無意識のうちに心理的な影響を与えます。
色の持つ心理作用を活用すれば、目的に合った空間をつくることが可能です。
色には暖かさを感じる色と寒さを感じる色があります。
最も暖かさを感じる色は太陽や炎を連想する橙色、寒さを感じる色は水を連想する青だと言われています。
色彩学では、赤や橙系の色は暖色、青系の色は寒色、緑や紫系の色は中間色と呼ばれています。
寒い時期や明るい気分になりたい時には暖色系の色を取り入れます。
コミュニケーションの色と言われる橙色・黄色は、リビングなど家族団らんの部屋に向きます。
逆に、暑い時期には寒色系の色が好まれます。
また、集中力を高めたいときは寒色系の色は心を落ち着かせ、作業がはかどります。
参考文献:
『色を楽しむ、色と暮らす インテリアペイント』 プラスワン特別編集 (著) 主婦の友社
『色の教科書』 桜井 輝子 (監修) 学研パブリッシング
『人生が豊かになる色彩心理』 宮田 久美子 (著) ナツメ社