特にここが大事と、文字を目立たせる蛍光ペン。
勉強にも仕事にも活躍する文房具。
<蛍光ペンについて>
1970年代にドイツのスタビロが初めて蛍光ペンを開発されました。
現在でも、ヨーロッパではスタビロの蛍光ペンはロングセラーとなっています。
蛍光ペンのインクが光って見えるのは、インクの中に含まれる蛍光物質によります。
蛍光物質とは、光を吸収し特定の色に変換して光る物質です。
その光を蛍光といいます。
蛍光ペンのインクが明るく見えるのは、この蛍光の分だけ光が増えて反射するからです。
蛍光ペンで塗っても下の文字が消えずによく見えるのは、サインペンに比べてインクの中の顔料や染料の量が少ないからです。
参考文献:
『身のまわりのすごい技術大百科』 涌井 貞美 (著), 涌井 良幸 (著) KADOKAWA
『あなたに教えたい!5分でわかる44の文房具トリビア 』 セブンデイズウォー (著) ほるぷ出版