子供の嫌いな野菜の大定番のピーマン。
ピーマンの名前は、トウガラシを意味するフランス語のピマンに由来する。
<ピーマンについて>
ピーマンの名前は、トウガラシを意味するフランス語の「piment(ピマン)」に由来します。
原産地は熱帯アメリカとされています。
ピーマンは分類的にトウガラシと同種で、辛みのないものがピーマンです。
大型で肉厚の種類はパプリカと呼ばれています。
一般的な緑色のピーマンは未熟果で、完熟すると赤くなります。
赤く色づくと、ピーマン特有の香りが薄くなり、甘みが強くなります。
ピーマンといえば、独特の苦み。
ピーマンの繊維は縦に通っているため、輪切りではなく、縦に切ると苦みが出にくくなります。
近年は品種改良で苦みが穏やかになり、甘みの強いフルーツピーマンなども登場しています。
参考文献:
『おいしい野菜教室』 日本ベジタブル&フルーツマイスター協会 (著) エイ出版社
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社
『からだにやさしい旬の食材 野菜の本』 講談社 (編集) 講談社