夏の疲労回復にぴったりなサヤインゲン。
「インゲン」という名前は、日本に伝えた隠元禅師に由来する。
<サヤインゲン(莢隠元)について>
サヤインゲン(莢隠元)は、インゲンの若いさやを食べる夏が旬の野菜です。
収穫期が短く、1年に3度収穫できることから、関西地域ではサンドマメとも呼ばれています。
原産地はメキシコ南部、中央アメリカです。
日本へは、江戸時代に中国から渡来しました。
「インゲン」という名前は、日本に持ち込んだ隠元禅師に由来します。
サヤインゲンはカロテンを多く含み、抗酸化作用があります。
体内でビタミンAに変化し、皮膚や粘膜を守る働きがあります。
参考文献:
『もっとからだにおいしい野菜の便利帳』 白鳥 早奈英 (著, 監修, 板木 利隆 (監修) 高橋書店
『日本の食材図鑑』 レジア (編集) 新星出版社