消せるってありがたい。
かつては食パンで文字を消していたことも。
<消しゴムについて>
消しゴムは鉛筆文字をきれいに消せる、便利な文房具です。
消しゴムが開発される前は、食パンで字を消していました。
現在一般的に普及するプラスチック製の消しゴムは、日本のシードゴム工業(現・シード)によって開発されました。
かつてはゴム製が主流でしたが、現在はプラスチック製が多いため、消しゴムは「字消し」とも呼ばれ、業界団体も「日本字消工業会」という名称です。
消しゴムが鉛筆の線を消す原理は、紙に付着する鉛筆の粒を引っ張ることではがし取り、消しクズを包み込むことで、紙面から鉛筆の黒鉛を紙上から取り除きます。
参考文献:
『ときめく文房具図鑑 』 山﨑真由子 (著) 山と渓谷社
『あなたに教えたい!5分でわかる44の文房具トリビア 』 セブンデイズウォー (著) ほるぷ出版