11月10日は「エレベーターの日」。
高層階への移動ヘは欠かせないエレベーター。
<エレベーターについて>
エレベーターは古代ギリシャやローマで紀元前から存在していました。
アルキメデスが考案し、滑車とロープを使って上げ下ろしするものでした。
人力以外を動力にするエレベーターは19世紀に登場し、ジェームス・ワットが1769年に発明した蒸気機関は、エレベーターを飛躍的に進化させました。
日本初のエレベーター誕生は、1842年です。
偕楽園にある休憩所「好文亭」に設置され、1階から3階まで料理を運ぶために、手動で動かしました。
1890年には、「凌雲閣(りょううんかく)」に電動式エレベーターが取り付けられました。
凌雲閣は、浅草に建てられた12階だてのビルです。
日本で初めて電動式エレベーターが凌雲閣に設置された日にちなみ、11月10日は「エレベーターの日」と制定されています。
関東大震災で被害を受け、凌雲閣は現存していません。、
参考文献:
『知って びっくり! もののはじまり物語』 汐見 稔幸 (監修) 学研マーケティング
参考サイト:
一般社団法人 日本エレベーター協会(http://www.n-elekyo.or.jp/index.html)