男性のビジネスアイテム、ワイシャツ。
ワイシャツの「ワイ」は「Y」でなく。
<ワイシャツについて>
「ワイシャツ」という言葉は英語の「White shirt(白いシャツ)」から生まれました。
明治時代にワイシャツが日本に入ってきたとき、西洋人の「ホワイト」の発音が日本人には「ワイ」と聞こえたことによるといわれています。
1873年(明治6年)、横浜で外国船に乗船していた西洋人から白いシャツを受け取った青年がいました。
その青年は日本で初めてワイシャツのお店を開いた石川清右衛門です。
お店の名前は「大和屋シャツ店」で、海外進出もしました。
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)や第32代米国大統領のフランクリン・ルーズベルト、大正天皇も顧客となりました。
大正天皇の採寸の際は、直接天皇の触れることができないため、3mくらい離れたところから見当をつけて測ったということです。
参考文献:
『もう雑談のネタに困らない! 大人の雑学大全』 話題の達人倶楽部 (編集) 青春出版社
参考サイト:
大和屋シャツ店(http://www.yamatoya-shirts.co.jp/)